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10月22日雨乞岳
本日2つ目の日記。


久々の山だ。
7月に尾瀬や沢には行ったが、まともに山というのは、6月の白山以来。
昨年も夏場に仕事が仕事が忙しく、
5月に奥穂に行ってから11月の鎌ヶ岳までまともに山に登っていなかった。
今年も、まったくそれと同じようなパターン。4ヶ月ぶりの山だ。
とは言うものの、所詮は日帰りの雨乞岳ピストンなんで、楽々リハビリお気楽登山(笑)。
そうは言っても、雨乞岳は昨年11月にも目指したのが、
悪天候により杉峠で撤退しているので、僕にとってはリベンジの山行ともなる。

このリベンジとリハビリをしたいがために(笑)、
mixiの山コミュで自らイベントを立てた。
そうすると、多数の初めてお会いする方も含め、なんと14名もの参加。
僕を含めて15名の大所帯での山行となった。

前日の天気予報では、午後から三重県北中部は降水確率70%。滋賀県の南部で50%。
しかし、天気図を見れば、そう悲観的でもないので、決行。
当日の早朝の大阪は、予想通り快晴!(笑)。
そして、旧永源寺町の日登美ワイナリーで待ち合わせの1名を除いた14名が
八日市ICのセブンイレブンで、集合した。天候は、まだ快晴。
その後、日登美ワイナリーで1名を加え、フジキリ谷の登山口へ。
いつも静かな山なのだが、この日の登山口には、
近所の子供会か何かのイベントで、なんと大勢の子供たちが!
クルマを止めるスペースにも困るほど。ひぇ〜〜。

先に子供たちが登ったあとに、僕を先頭にして登りはじめる。
最初は、軽トラ程度が通れる細い林道を延々と歩く。
途中、子供たちを抜かし、さらに歩き続ける。
その後は、旧街道になり、ダラダラとした登りが続く。
しかし、見えてきた雨乞岳付近は、すっかりガスの中だ。
登山道も上の方にまで来ると、所々で木々が紅葉し始めている。
時々休憩を交えながら、約2時間で旧街道から雨乞岳への分岐となる杉峠に到着。
ここまでは、これまで4回歩いているのだが、ここから雨乞岳までは初めてだ。
しかし、南から天候が崩れてきているこの日、南東側との峠になる杉峠は、
強風とともに、もう完全にガスの中。吹き上げる風が冷たい・・・。
すぐ横にある雨乞岳は、ガスで全く見えない。いかにも雨が降ってそうだ。

ここから雨乞岳までは、本やネットなどによると、迷いやすいらしい。
しかし、意外としっかりとした踏み跡が付いている。これなら大丈夫。
ところが少しだけ行ったところで、いきなり道をロスト。
後ろにいたにゅうちゃんが、道を見つけ
「権さん道、間違ってるぅ〜」と勝ち誇ったように正しい道の方へ駆け出す。
すると見事に笹で滑って、頭から転倒! エンターティメントだ(笑)。

ガスの中、つづれ折りの急登を登り、稜線に出る。風が強い。
稜線ももちろん濃いガスの中だ。徐々に熊笹が高くなってくる。
しかし、杉峠から30分も登っただろうか?あっけなく山頂に出た。
山頂は、背丈ほどの熊笹で、風が遮られ、意外と寒くない。
もちろん、周囲は真っ白で、展望はまったくないのだが・・・。
ううう、またこれはリベンジかというような天候だ。
もっとも雨が降ってないだけ、よしとしないとダメかな?

ここで、1時間近く昼食&休憩。その後、下山を開始する。
下山時も、風は相変わらず強いのだが、時折ガスが瞬間的に晴れる。
この一瞬の間に、垣間見れたものは、それはそれは美しい紅葉の山肌。
懐かしいイブネやアゲンキョ方面も、見ることができた。
しかし、ガスが晴れるのは、本当に瞬時と言っていいだろう。
瞬時だからか、その紅葉は想像以上の美しさだった。

杉峠から下は、当然またまたダラダラ坂。
休憩するごとに、トゥエレブクライマーのにゅうちゃんが、
みんなのやんややんやの喝采を背に受け、木登りを始める。
他の人間もそれに釣られて、登り始める。わいわいがやがや(笑)。
その後も、ずっーとわいわいがやがや・・・・(笑)。
池田牧場のジェラードを食べて、日登美ワイナリーでワインを買って、
温泉で汗を流して・・・。

天候はイマイチだったけど、久々の大勢の登山、楽しかったです。
参加くださったみなさん、ありがとう。
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by gonzow | 2006-10-27 17:44 | 登山・遠出
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