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飲酒運転に対する最近の風潮
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060911-00000146-jij-soci
このニュースは、先日の日曜日のお昼に
名阪でトラックが逆送し、事故を起こした事件だ。
見出しは「逆走トラックは飲酒運転=死亡の左官、書類送検へ」である。

当の本人が死亡しているので、実際どれくらい酔っていたかは、
血液内のアルコールの数値上からしかわからない。
しかし、多少アルコールを飲んだくらいで、
地元の人間が、こんな逆送することになるのだろうか?
原因は、飲酒したから??それはよくわからない。
しかし、今の風潮は、飲酒運転したら
他の原因なんてどうでもいいのだ。
飲酒運転した人間が悪いという風潮になりつつある。


そういえば、20年ほど前に僕は、
会社帰りの夜11時頃、雨の玉出の交差点でクルマが全損する
事故をしたことがある。
原因は、前方を走るタクシーの後方未確認の車線変更。
それにより急ブレーキを踏んだ僕がスリップし、
中央分離帯にドスン。タクシーにも接触した。

その時、警官に、何よりも最初言われた言葉は、
記憶に鮮明に残っている。
「お酒飲んでない??」だった。
「大丈夫??」じゃなく、「お酒飲んでない??」なのである。
そして、その警官曰く、「お酒を飲んでたら、原因なんか二の次。
お酒を飲んでた方が悪いんやから・・・」と言うことだった。
その時は、たまたま(笑)お酒飲んでなかったから、
「ふ〜ん、現場ではそういうもんかぁ〜」だったのだが、
今は世間の風潮がそうなってきている。

実際の話しとして、僕は、以前結構飲酒運転する人だったが、
検問でもなぜか検知器の数値が基準値に行かず、助かっていた。
しかし、前回の改正で、その数値が引き下げられ、
さらに罰金30万円。
それは、同乗者にもプラス30万円となってから、
貧乏人で怖がりの僕は飲んで運転することはなくなった。

最近、こんな判例が出た。
http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20060803.html
つまり、飲酒運転し死亡事故を引き起こした加害者と
共に飲んでいた人間にも、
被害者に対する損害賠償責任を負うという判断だ。

要するに、飲酒運転する人と一緒に飲んでも、
それで事故を起こしたら、一緒に責任を取れ!ということだ。
これ、ひょっとしたら、飲酒してなくても避けられない
「貰い事故」だったとしても、
事故は飲酒している方が悪いのなら、
運転者がいくら酔ってなく、気を付けていても、
責任が飲酒の同席者に及ぶことも考えられる。

まあこれって、現実的にはいろいろ難しいかも知れないが、
お酒の席に、もしクルマで来た人がいたら、
お酒を飲まないようにしてもらうか、
電車で帰ってもらうように
お願いしなければならないということだ。

徐々に、こういう風潮になってきている・・・。
まあ、「飲んだら乗るな。飲むなら乗るな」ということが、
人々の間で常識になりつつあるということだね。
by gonzow | 2006-09-12 08:04 | ニュース・時事
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